やかんとポットの違い
- 概要 -
やかんとは湯を沸かすために用いられる土瓶型の道具である。一方、ポット(pot)とは英語である程度の深さをもった容器のことであるが、日本では主に魔法瓶や水注ぎ(みずつぎ)のことをさす。
- 詳しい解説 -
やかんはステンレス、アルミニウムで作られたものの他、真鍮や銅、鉄製のものもある。中には琺瑯(ほうろう)仕上げのものもある。湯を沸かす際は主にコンロやストーブなどに直接置いて使うが、夏場には麦茶などを準備するのにも使われる。
一方、ポットとは英語である程度の深さをもった容器のことであるが、日本では主に魔法瓶や水注ぎ(みずつぎ)のことをさす。一般に電気ポットの略である場合が多い。またほうろう仕上げのやかんなども含め、特に形が縦に長い湯を沸かす道具はやかんではなくポットと呼ばれる傾向がある。
また、電気ポットには単に湯沸かしと保温の機能のみならず、コンピューターが内蔵されておりカルキ抜きや温度を一定に保つ機能など様々な機能を備えているものがある。
さらに、最近は電気ケトルも販売されている。電気ケトルは主にヨーロッパで広く使われている電気機器であり、やかんと同じく湯を沸かすのに使う。保温機能はついていないが、発熱に優れ、少量のお湯ならすばやく湧かすことができる。
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