虫眼鏡とルーペの違い

虫眼鏡とルーペの違い

- 概要 -

虫眼鏡とは拡大鏡のこと。一方、ルーペとはドイツ語で虫眼鏡、あるいは拡大鏡を意味する。基本的には虫眼鏡と同じものである。

- 詳しい解説 -

虫眼鏡とは拡大鏡のことで、レンズで物体を拡大して見ることができる道具である。一般的に、虫眼鏡というと手持ちタイプの1枚の凸レンズでできた物をさす。これは焦点距離が短く、低倍率ではあるが視野が広い。

一方、ルーペlupeとはドイツ語で虫眼鏡、あるいは拡大鏡を意味する。基本的には虫眼鏡と同じものである。
子どもの学習やお年寄りの読書などに使われるものから、宝石の鑑定などに使われるもの、印刷物の検査などに用いられる対象物に載せるだけで焦点が合うもの、時計見(きずみ)と呼ばれる眼に直接はめ込むタイプなど、複数の度数の違うレンズのついた繰り出しルーペなど、用途に合わせて様々なタイプがある。
また、ロービジョン用に眼鏡に取り付けるタイプのものもある。

虫眼鏡とルーペには使い方に多少違いがある。虫眼鏡は見る対象にレンズを近づけ見えるところまでレンズを動かし、ルーペは眼の近くに持って動かさず、見る対象を見えるところまで動かして使う。

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