マドレーヌとフィナンシェの違い

マドレーヌとフィナンシェの違い

- 概要 -

マドレーヌはバターと小麦粉、卵、砂糖、ベーキングパウダーを合わせ、バニラエッセンスやブランデーなどで香りをつけ、焼き型に入れてオーブンで焼いて作る。一方、フィナンシェはバターとアーモンドパウダーと小麦粉、卵白、砂糖などが原材料である。マドレーヌとの違いは、全卵ではなく卵白を使う点と、アーモンドパウダーを使う点、また焦がしバターを入れる点である。また食感がマドレーヌよりも軽い。

- 詳しい解説 -

マドレーヌ(madeleine)とはフランスの焼き菓子の一つである。バターと小麦粉、卵、砂糖、ベーキングパウダーを合わせ、バニラエッセンスやブランデーなどで香りをつけ、焼き型に入れてオーブンで焼いて作る。焼き型は貝殻の形がポピュラーである。
焼き型が違うだけで、作り方はパウンドケーキとほぼ同じであり、簡単なので、フランスの家庭でもよく作られる。
マドレーヌといえば、マルセル・プルーストが『失われた時を求めて』の冒頭でマドレーヌの香りから過去を回想するシーンが有名で、それほどフランスでは一般的な焼き菓子である。

一方、フィナンシェ(financier)もフランスの焼き菓子の一つである。フィナンシェとはフランス語で金融業者や金持ちという意味であり、しばしば細長い台形をした金塊型の焼き型が使用される。
原材料は、バターとアーモンドパウダーと小麦粉、卵白、砂糖などである。マドレーヌとの違いは、全卵ではなく卵白を使う点と、アーモンドパウダーを使う点、また焦がしバターを入れる点である。また食感がマドレーヌよりも軽い。

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