保守とリベラルの違い
- 概要 -
保守とは、伝統的な習慣や制度、既存の価値観や考え方を尊重し、同時に、それらを覆そうとするような革新的な思想や改革に反対することをいう。それに対してリベラルは自由主義、リベラリズムを指し、政治や経済における思想の一つである。
- 詳しい解説 -
保守とは、伝統的な習慣や制度、既存の価値観や考え方を尊重し、同時に、それらを覆そうとするような革新的な思想や改革に反対することをいう。また、そのような考え方を保守主義という。この逆は、進歩したり変化したりすることを好ましいものであるという考えの進歩主義である。
国によって伝統や既存の価値観が違うので、保守的な考えのあり方は様々に異なる。
それに対してリベラルというのは自由主義、リベラリズムを指し、政治や経済における思想の一つである。もともとは、アダム・スミスの「神の見えざる手」などに代表されるような、市場の原理に任せた自由放任の経済政策を肯定する考え方であった。しかし現代社会においては、市場原理を尊重しつつも、政府による保護や介入も必要と考える立場である。これは英語圏では社会自由主義と呼ばれるもので、日本では古典的な自由主義に対して、リベラルと呼ばれることが多い。
またこの社会自由主義という意味でのリベラルに対して、政府の介入を否定し、市場の自由化と個人の自由を最大限に尊重すべきという考え方のリバタリアニズムや新保守主義という考え方がある。
この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「罰金と反則金」、「おかゆとおじや」、「寄付と募金」、「ウイルスと細菌」、「薄口醤油と濃口醤油」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれて、あなたは自信を持って即答できるでしょうか?きっときちんと答えれる人はごくわずかでしょう。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは500個以上集めて詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?