法令と条例の違い

法令と条例の違い

- 概要 -

法令とは、法律と命令を合わせて法用語である。国会の制定する法規範である法律と、行政機関が制定する法規範である命令の他にも、場合によって、地方公共団体が制定する条例や規則、また最高裁判所規則なども法令に含まれることがある。
これに対して条例とは、都道府県、市町村、特別区などが地方公共団体が地方自治権に基づき、法令の範囲内で制定する法のことである。

- 詳しい解説 -

条例は、その地方の議会の議決により制定することができる。
迷惑防止条例、騒音防止条例、青少年保護育成条例、景観条例、行政手続条例、個人情報保護条例など多岐にわたる。また条例違反に対して、2年以下の懲役もしくは禁固、100万円以下の罰金、拘留といった行政罰も規定することができるが、その実効性は弱い。

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