プロデューサーとディレクターの違い

-　詳しい解説　-

プロデューサー（Producer）とは主に映画やテレビ番組、ポスターや看板といった広告などの制作物の経済的、商業的な責任を負う職務である。テレビ制作の場においては、通常プロデューサーが番組の予算管理を行い、出演者のキャスティングなどを行い、制作スタップの割り振りなどの人事を行い、制作全体を統括する役割を担う。

一方、ディレクター（Director）とは監督全般をさす言葉で、制作物や企画、番組などの作品としての質に対して責任を負う職務であり、プロデューサーと対になっている。仕事内容は異なるが、ディレクターを経てプロデューサーになる場合が多い。
例えば、日本のテレビ制作の場においては、主に放送局や制作プロダクションに所属し、番組制作のロケーション現場において、出演者やカメラマン、技術スタッフなどを指揮をとる。作品の構成を行う演出責任者でもある。