ブランデーとホワイトリカーの違い
- 概要 -
ブランデーとは果実から作った蒸留酒の総称である。一方ホワイトリカーはウィスキーやブランデーなどのように熟成されて色のついた蒸留酒に対して、色のついていない蒸留酒に使われる。
- 詳しい解説 -
ブランデーとは果実から作った蒸留酒の総称である。主に白ブドウのワインを樽で熟成して作られる。アルコール度数は40度から50度ある。ワインの生産地でよく作られ、フランスなどブランデーの生産国として知られている。ブランデーには、フランスのコニャック地方で作られるコニャックやアルマニャック地方で作られるアルマニャック、イタリアのグラッパ、チリのピスコなどがある。
またブドウ以外を原料とするものには、リンゴで作るカラヴァドスやサクランボからつくるキルシュヴァッサーなどがある。
通常ブランデーグラスに注いでストレートで飲む。料理や洋菓子の材料としても香り付けに使われることが多い。
一方ホワイトリカーは和製英語で、ウィスキーやブランデーなどのように熟成されて色のついた蒸留酒に対して、色のついていない蒸留酒に使われる。主にモラセスを原料として精製されたエタノールに水を加えたもの。無色透明でくせや香りもほとんどないため、そのままで飲むことはあまりなく、梅酒などの果実酒を作る際に使用される。
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