不正出血と着床出血の違い
- 概要 -
不正出血とは、性器不正出血ともいい、通常の月経や分娩以外のときに膣（ちつ）や子宮から出血が見られることである。これに対して、着床出血とは受精卵が子宮に着床（ちゃくしょう）するときに起こる出血のことである。
- 詳しい解説 -
不正出血は、子宮がんや子宮筋腫、子宮内膜炎などの疾患が原因で、内性器に物理的な傷がありそこから出血している場合と、性器に異常はないがホルモンバランスが崩れたりして、生殖機能が正常に機能していないために出血が起こる場合がある。
着床出血は着床後のホルモンの急激な変化により起きる場合もある。排卵から１週間から２週間後あたりの生理予定日頃に着床出血は起きる。ただし着床出血が起きない人の方が多く、妊娠した人の誰にでも起きるものではない。
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