フェンシングとフルーレの違い

-　詳しい解説　-

フェンシング（Fencing）とは、ヨーロッパ中世の騎士道の中で発展した剣術から発生したスポーツである。オリンピック種目にもなっている。
ピストと呼ばれる専用のコートの上で、白いユニフォームを着た選手が一対一で向かい合い、剣による突きと斬りで勝負する。
現在では国際大会やほとんどの地方大会で審判に電気審判機が用いられている。

また、フェンシングには、剣によってフルーレ、エペ、サーブルの三種類の種目があり、ルールも異なる。
中でもフルーレ（Fleuret）は、フェンシングの基本を踏まえたものとされている。フルーレは細くて柔軟性のある剣針をもつ剣である。フルーレにおいては胴体への突きだけで勝負が行われ、斬りは行われない。