フィットネスとウェルネスの違い

-　詳しい解説　-

フィットネスとは健康促進や健康維持を目的とした運動のことをさす。運動量が少ないと身体能力が低下し、心身の状態を悪くし、さらには病気になりやすくなり、逆に適度な量の運動を行うことで心身を良好な状態に保つことができる。

フィットネスは運動不足による高血圧や心臓疾患、動脈硬化、メタボリック症候群や生活習慣病を予防する効果が期待できる。フィットネスの例としては、水泳やウォーキング、ジョギング、サイクリング、ヨガやピラティス、筋力トレーニングなどがある。特に有酸素運動はフィットネスの重要な要素である。

一方ウェルネスとはWHO世界保健機関が提示する健康の定義をさらに踏み込んで幅広い意味で解釈した健康についての考え方で、1961年にアメリカの医学者より提唱された。日常生活に適宜に運動を取り入れ、健康的に日々の暮らしを送ろうという考え方である。