ババロアとパンナコッタの違い

ババロアとパンナコッタの違い

- 概要 -

ババロアは卵黄、砂糖、牛乳で作ったカスタードクリームにバニラやリキュールで香り付けし、ゼラチンを加えてこし、さらに生クリームを加えて冷やし固めて作る。これに対してパンナコッタは生クリ−ム(Panna)を加熱した(Cotta)という名前の通り、生クリームと牛乳と砂糖を加熱して、ゼラチンで冷やし固めて作る。

- 詳しい解説 -

ババロア(Bavarois)とはプリンのようなフランスに古くからあるデザートの一つである。バヴァロアとも書き、フランス語で「バイエルン地方の」という意味である。卵黄、砂糖、牛乳で作ったカスタードクリームにバニラやリキュールで香り付けし、ゼラチンを加えてこし、さらに生クリームを加えて冷やし固めて作る。いちごなどのフルーツを加えることもある。
ムースが卵白を加えることで口当たりがよりふんわりと軽いのに対し、ババロアは濃厚な舌触りである。

これに対してパンナコッタPannnacottaとはイタリアの一般的なデザートである。生クリーム(Panna)を加熱した(Cotta)という名前の通り、生クリームと牛乳と砂糖を加熱して、ゼラチンで冷やし固めて作る。フルーツを添えて出されることも多い。
口当たりはつるんとしているが、材料の半分以上は生クリームなのでカロリーが高い。
日本では90年代以降、粉末のパンナコッタの素やカップ入りの製品が販売されるようになったことから広まった。

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