はちみつと水あめの違い
- 概要 -
はちみつは蜜蜂(ミツバチ)が花の蜜を集め、巣の中で加工、貯蔵したものである。これに対して、水あめはじゃがいもやサツマイモ、トウモロコシなどのデンプンを用い、酸や酵素で糖化して作る。
- 詳しい解説 -
はちみつとは蜜蜂(ミツバチ)が花の蜜を集め、巣の中で加工、貯蔵したものである。自然界の中で最も甘い蜜と呼ばれ、古来食用や薬用などとして利用されてきた。ミツバチを飼育して蜂蜜を得る方法は古代より行われており、エジプトでは5000年前からすでに養蜂が行われていた。
また蜂蜜から作った蜂蜜酒も古代より人々に愛飲されており、これはワインやビールよりも古い歴史をもつ。
蜂蜜は蜜の元になる植物の花によって味や風味、色が異なる。アカシア蜜やソバ蜜、レンゲ蜜などがある。また様々な花が混ざったものは百花蜜と呼ばれる。
これに対して、水あめとは甘く、粘り気のある液状の飴(あめ)である。水あめは古くは米のデンプンを麦芽を使って糖化させたものを煮詰めて作っていたが、今日ではじゃがいもやサツマイモ、トウモロコシなどのデンプンを用い、酸や酵素で糖化して作る。
常態では透明だが、練って空気を含ませると銀白色になる。
飴としてそのまま食べたり、和菓子の甘味料や料理に用いられる。
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