パスタとラーメンの違い

-　詳しい解説　-

パスタ（pasta）とは日本語の麺類に当たるイタリア語である。イタリア料理の主食であり、スパゲッティ、マカロニ、ペンネ、ラザニア等様々な種類がある。またトルテリーニやラビオリといった、中に具の入ったパスタもある。
日本ではスパゲッティやマカロニが最もポピュラーだが、イタリアにおいてはペンネが最もポピュラーである。また長いパスタはパスタ・ルンガと呼ばれ、タリアテッレ、カペリーニといった様々な種類があり、スパゲッティもその中の一つである。
パスタの原料は小麦粉、水、卵、塩などでデュラムセモリナ（デュラム麦の粗挽き粉）を使ったものが最良とされている。

一方ラーメンは中国の麺料理の一つで拉麺と書く。日本では独自に発達し、今では日本の国民食とまで言われる。最近は、インスタントラーメンを含め、日本のラーメンが世界的に人気である。ラーメンに使われる中華麺も小麦粉を原料とするが、パスタとの大きな違いはかん水と呼ばれるアルカリ塩水溶液を加える点にある。