バーボンとモルトの違い

バーボンとモルトの違い

- 概要 -

バーボンは、とうもろこしとライ麦を主原料として作られる。モルトは、大麦麦芽(モルト)のみを主原料として作られる。バーボンは主原料を麦芽によって糖化させてから醸造を開始し、モルトは大麦を発芽・途中で発芽を止めてから醸造を開始する。

- 詳しい解説 -

バーボンとモルトは、ウィスキーのことであるが、原料が異なる。

バーボンは、正式名称をバーボン・ウィスキーといいアメリカが産地であり、とうもろこしとライ麦を主原料として作られる。この際、とうもろこしは50%以上〜80%未満と定義されており、含有率が80%を超えると、コーン・ウィスキーと呼ばれる。また、バーボン・ウィスキーよりライ麦の含有率が多くなると、ライ・ウィスキーと呼ばれる。

モルトは、正式名称をシングル・モルト・スコッチ・ウィスキーといいスコットランドが産地であり、大麦麦芽(モルト)のみを主原料として作られる。

ウィスキーとしての製法はほぼ共通しているが、醸造所により配合や製法に違いが見られる。バーボンは主原料を麦芽によって糖化させてから醸造を開始し、モルトは大麦を発芽・途中で発芽を止めてから醸造を開始する。

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