認知症と物忘れの違い

認知症と物忘れの違い

- 概要 -

認知症は、脳の病気によるものであり、脳細胞の破壊等によって引き起こされる。物忘れは、年を重ねていくにつれて記憶力の低下に伴うものであり誰でも経験している。物忘れは病気ではないので、進行することはない。

- 詳しい解説 -

認知症と物忘れは、似て非なるものである。

認知症は、脳の病気によるものであり、脳細胞の破壊等によって引き起こされる。認知症の原因となるのは、頭部に受けた怪我、脳腫瘍、脳炎など様々な原因があるが、80%以上は、「脳血管性認知症」「アルツハイマー型認知症」「混合型」と言われる。脳血管性認知症は、脳出血や動脈硬化によって引き起こされる脳梗塞などで、脳の神経細胞の働きが低下することによる。アルツハイマー型認知症は、詳しい原因がまだ分かっていない。

物忘れは、年を重ねていくにつれて記憶力の低下に伴うものであり誰でも経験している。たとえば、何かを取りに2階に上がってきたのに、2階に来たら何か他のことをしてしまい、何を取りに来たのか思いだせない、などである。この場合は、何かのきっかけで思いだすことが多い。物忘れは病気ではないので、進行することはない。

物忘れと認知症を見分ける方法については、さまざまな情報が出ているので参考にすると良い。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「罰金と反則金」、「おかゆとおじや」、「寄付と募金」、「ウイルスと細菌」、「薄口醤油と濃口醤油」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれて、あなたは自信を持って即答できるでしょうか?きっときちんと答えれる人はごくわずかでしょう。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは500個以上集めて詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?