長靴とレインブーツの違い

-　詳しい解説　-

長靴とはゴム製のブーツの一般的な呼び方である。水や泥などで汚れている所で履く。ゴム長靴とも呼ばれる。雨のときに履く雨靴として、あるいは畜産、水産、酪農などの現場、また厨房などでも履く。
またブーツ（Boots）とは基本的にくるぶしより上の部分の足を覆う靴のことで、長靴もこれに含まれるが、現代ではブーツといえばお洒落用の丈の長い靴をさし、長靴は業務用や雨用のものとして認識されている。

一方、レインブーツとは、女性向けにゴム長靴の名前を変えたものであるが、実質は同じものである。レインブーツと呼ばれるようになったことで、それまで長靴は子ども向け、あるいは業務用というイメージが強かったのが、一般女性にもファッションの一部として履かれるようになった。近年HUNTERなど海外ブランドのものも多く出回っている。また、レインブーツとして販売されているものは、ヒールが少し高くなっていたり、リボンやバックルなどアクセサリーがついていたり、色や柄のバリエーションも豊富である。