トマトソースとミートソースの違い

-　詳しい解説　-

トマトソースとはイタリア料理の基本となるソースのことで、サルサ・ポモドーロ（Salsa pomodoro）のことである。パスタソースとして用いられる他、ピザソースとして、また煮込み料理などのソースとして、様々なものに用いられる。
作り方は、みじん切りしたニンニクあるいはタマネギ、またはその両方をオリーブオイルで炒め、そこにトマトとオリーブオイルを加えて長時間煮込み、塩こしょうで味を整える。場合によってはバジルを散らして香りをつける。生のトマトの代わりにホールトマトが用いられることもある。

これに対してミートソースとは、挽肉を使ったトマトソースのことで、ボローニャの名物であるラグーRag?と呼ばれるソースのことである。ボロネーゼとも呼ばれる。
日本ではスパゲッティと合わせることが多いが、イタリアではミートソースはタリアテッレと合わせたり、ラザニアのソースとして使用される。
トマトソースに牛肉の挽肉、ベーコン、人参とセロリのみじん切り、赤ワインなどを加えて煮込んで作る。