トーナメント戦とリーグ戦の違い

-　詳しい解説　-

トーナメント戦とは競技会で順位や勝者を決める方法で、いわゆる勝ち抜き戦のことである。
勝ち残り式のトーナメント戦では一対一で戦って、負けたチームや選手はその場で脱落する。勝者同士が対戦を繰り返し、勝者を決定する。これをシングルイリミネーション方式と呼ぶ。通常第一回戦はくじ引きなどで決められる。甲子園の高校野球などがこれに当たる。
また、強豪チームや選手同士が序盤で対戦しないように調整する事をシードseedと呼ぶ。
トーナメント戦は一度でも負けると終わりなので、消化試合がなく各試合が緊張感のあるものとなること、準々決勝、準決勝、決勝戦と大会の最後のなるにつれ盛り上がるという特徴がある。

一方リーグ選とは、参加者や参加チームがそれぞれに試合を繰り返し、出場者や出場チームの総当たりで戦ったり、あるいは決められた数の試合数を戦い、最終的勝利数を競う方法である。プロ野球のシーズン戦などがこれに当たる。
トーナメント戦に比べ総合的な実力が反映されるが、消化試合があり、試合数が多くなる特徴がある。