電磁波と放射線の違い

電磁波と放射線の違い

- 概要 -

電磁波とは、空間の電界と磁界によって作られる波動のことである。電磁波は波長の長さによって呼び方が変わる。波長の短い方から、γ(ガンマ)線、X(エックス)線、紫外線、可視光線、赤外線、電波と呼ばれる。これに対して放射線とは、高エネルギーをもつ電磁波と、粒子の流れである粒子線の総称である。

- 詳しい解説 -

電磁波とは、空間の電界と磁界によって作られる波動のことである。電磁現象はこの波動として空間を伝わって遠くに届く。
電磁波は波長の長さによって呼び方が変わる。波長の短い方から、γ(ガンマ)線、X(エックス)線、紫外線、可視光線、赤外線、電波と呼ばれる。可視光線とはつまり目に見える光のことで、光も電磁派の一種である。また、しばしば電波をさして電磁波と呼ばれることがある。

これに対して放射線とは、高エネルギーをもつ電磁波と、粒子の流れである粒子線の総称である。電磁波でもX線やγ線は放射線とも呼ばれる。また、粒子線にはα(アルファ)線、β(ベータ)線、中性子線、陽子線などがある。
放射性物質による放射線という場合は、特に粒子線か、α線、β線、γ線のことをさす。

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