デジタルとアナログの違い

-　詳しい解説　-

デジタルはデータの数値化の際には整数値で表現し、中間の数は誤差を含んだ隣りの離散量で表現する。データが数値化されているので、データが劣化しにくく、ノイズが入りにくいなどの長所がある。例えば、数字が変わるデジタル時計やデジタルの温度計がある。しかし、アナログデータに比べて再現性に劣るという短所があり、アナログと同程度の再現性を求めるとデータ量が膨大になってしまう。

一方アナログは、ギリシャ語で比例を意味するアナロゴスに由来する。アナログ時計は時間（連続した量）を時計の針の角度（他の連続した量）で表す。アナログのメリットは、直感的に把握がしやすい点で、そのためスピードメーターなどに使用されている。再現度は高いが、データが劣化しやすく、一度誤差が生じると修復が不可能である。