中華料理と四川料理の違い

-　詳しい解説　-

中華料理は世界３大料理の一つである。日本でも非常にポピュラーで家庭料理の一部になっており、餃子やラーメンなど日本独特の中華料理として発展した料理も少なくない。また中華料理レストランは文字通り世界中の至るところに見られ、それぞれの場所で現地化も進んでおり、日本の冷やし中華、インドネシアのナシゴレン、アメリカのジェネラルタオ、インドの麻婆カレーなど各国独自の中華料理も多数存在する。

中華料理には様々な種類があるが、一般的に中華鍋を用いて強火で調理する油を多く使用した炒め物が多い。逆に生野菜を用いた料理は少ない特徴がある。

四川料理は中国四川省の郷土料理である。中華料理の中でも特に、唐辛子や花椒（かしょう）などの香辛料を多く用いた辛い料理として知られている。四川省成都が本場である。日本では四川料理というと麻婆豆腐が知られているが、中国では一般的でなく、代表的な四川料理は水煮魚という川魚のスープである。