セイヨユミツバチとニホンミツバチの違い
- 概要 -
日本のセイヨウミツバチはイタリアン種と呼ばれる蜂で、腹の部分が黄色いのが特徴である。通常、日本で販売されている蜂蜜はこのセイヨウミツバチによって採取されたものである。これに対してニホンミツバチは日本に元々生息していた蜂で、現在もよく見かける。セイヨウミツバチよりも体が一回りほど小さく、黒っぽい色をしているのが特徴である。
- 詳しい解説 -
セイヨウミツバチ、ニホンミツバチともにミツバチ科の昆虫の一つで、日本で飼育され養蜂に用いられているミツバチである。蜂蜜の採取のほか、作物の受粉にも用いられている。
セイヨウミツバチはもともとヨーロッパ、アフリカ、中近東にかけて生息していたハチを養蜂のために家畜化したものである。生息する地域によって微妙に形態や性質が異なる。日本には明治時代に養蜂のために導入された。
セイヨウバチが導入される前は紀州藩でニホンミツバチを使った養蜂が盛んに行われていた。ただし、セイヨウミツバチに比べ蜂蜜の採取量が少なく、逃亡する傾向があり飼育が難しい。穏やかな性格であまり人を刺さない。
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