スパゲッティとパスタの違い

-　詳しい解説　-

スパゲッティSpaghettiとはイタリア料理で使われるパスタの一つで、そうめんほどの細さのロングパスタをさす。
日本を含め、イタリア国外ではパスタといえばスパゲッティが一般的で、シンプルなトマトソースのみならず、ボロネーゼやカルボナーラなどあらゆる味付けで食べられることが多い。日本ではたらこスパゲッティや和風キノコスパゲッティなどの和風パスタも人気である。また北米にはピザとスパゲッティをセットにしたピッツァゲッティがある。イタリアではスパゲッティは主にトマトソースとバジルというシンプルな食べ方が一般的である。

パスタPastaとはイタリア語におけるいわゆる麺類の総称のことである。スパゲッティやマカロニなどを含め、イタリアには600種類以上のパスタがあるといわれ、それぞれのパスタにあったレシピがある。例えばボロネーゼソースの起源であるボローニャでは、ボロネーゼには必ずタリアテッレという平たパスタを用い、スパゲッティが用いられることはない。