白バイと青バイの違い

-　詳しい解説　-

白バイとは主に交通の取り締まりに用いられる警察の白塗りのオートバイのことである。白バイに乗っているのは、専門の訓練を受けた白バイ隊員だけである。白バイ隊は交通取り締まり業務だけでなく、その機動力を活かして逃走中の被疑者の補足などでも活躍する。また白バイはマラソンや駅伝のときに先導車としても使用される。以前は、通称ナナハンと呼ばれる排気量750ccの大型自動二輪車が白バイとして使用されていたが、現在ではより排気量の多いバイクが使用される採用される。

一方青バイとは、大阪府警が導入している青い色のオートバイのことである。れっきとした警察車両の一つで、車種はホーネット250ccやホンダCB400など。正式名はスカイブルー隊という。白バイと異なり、交通取り締まり業務は行わない。管内のパトロールや、事件が起きたときに交番や駐在所の警官と連携し被疑者の補足を行う。大阪府は長年ひったくり被害が全国ワーストワンであり、ひったくり取り締まり強化のために青バイは導入された。