省と庁の違い

省と庁の違い

- 概要 -

省、庁ともに国の中央官庁のことである。
省とは国家行政組織法において国の行政機関として定められている機関である。庁は委員会と同様に内閣府や各省の外局として設置される行政機関のことである。

- 詳しい解説 -

省は2001年の中央省庁再編で大きく枠組みが変わり、現在では総務省、外務省、財務省、経済産業省、法務省、防衛省、厚生労働省、文部科学省、国土交通省、農林水産省、環境省の11省がある。これらの10省は内閣の統轄のもとで行政の実務を担当する。各省には担当の大臣が長となっている。この大臣は内閣総理大臣によって任命される。

庁は委員会と同様に内閣府や各省の外局として設置される行政機関のことである。
特に、中央省庁や国の行政機関という場合は、内閣府と11の省に加え、国家公安委員会(警察庁)を合わせた1府11省1庁のことをさす。
例えば内閣府の外局としては宮内庁や金融庁などがあり、総務省には消防庁がある。また法務省には検察庁があり、財務省に国税庁はある。また特別な例としては東日本大震災からの復興を目的として期限付きで内閣の下に復興庁がつくられ、復興大臣が置かれている。

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