焼酎とリキュールの違い
- 概要 -
焼酎とは日本の蒸留酒の一種であり、連続式蒸留焼酎（甲類）と呼ばれるタイプと単式蒸留焼酎（乙類）に分けられる。一方リキュール（Liqueur）とはスピリッツ（蒸留酒）にハーブなどの香草や薬草、または果実で香りをつけ、砂糖などを加えた酒の一種である。
- 詳しい解説 -
甲類の焼酎はアルコール度数が36%未満で、安価であり、通常は加工して飲まれる。チューハイのベースや梅酒など果実酒の原料となるホワイトリカーもこれに含まれる。一方、乙類の焼酎が一般に焼酎として飲まれるもので、米焼酎、麦焼酎、芋焼酎、黒糖焼酎や泡盛などがある。主に南九州で醸造されるものが多い。
Liqueurは中世ヨーロッパで薬酒エリクシルとして開発され、長らく薬のように飲まれていた。現在のリキュールはそのまま飲むこともあるが、菓子の香り付けやカクテルの材料として使われることが多い。カンパリやパスティス、カルーアやマリブ、クレーム・ド・カシス、コアントローやキュラソーなどがよく知られている。
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