巡査と刑事の違い

巡査と刑事の違い

- 概要 -

巡査とは警察組織の中では最も低い階級で、警察官になったものは皆はじめは巡査である。一方、刑事とは刑事事件担当警察官の略で、一般的な事件捜査を行う管理職でない私服の警察官のことである。

- 詳しい解説 -

巡査とは警察官の階級のひとつである。警察組織の中では最も低い階級で、警察官になったものは皆はじめは巡査である。巡査は逮捕礼状などの礼状を請求することや調書を作成する権限をもたない。巡査の上の階級には、巡査部長があり、さらに警部補、警部、警視、警視正、警視長、警視監、警視総監と上がっていく。
巡査は交番などに勤務したり、担当する事件の捜査や事務を行う。また巡査と巡査部長だけで警察官全体の6割以上を占める。
また、犯罪の捜査や被疑者の検挙、検察への送致といった捜査活動を行う司法警察職員において、階級が巡査である警察官のことを司法巡査という。

一方、刑事とは刑事事件担当警察官の略で、一般的な事件捜査を行う管理職でない私服の警察官のことである。特に刑事課などに所属する階級が巡査の警察官を刑事と呼び、巡査部長の場合は部長刑事と呼ばれる。俗称として刑事はデカと呼ばれることがある。

一般に、巡査=制服を着用している警察官(お巡りさん)、私服の警察官は「刑事さん」と思われがちだが、階級や所属部署によって必ずしもこの通りではない。

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