借金とローンの違い

-　詳しい解説　-

借金には個人が個人から借りるもの、個人が銀行やカード会社などの金融機関から借りるもの、企業などが事業のために金融機関などから借りるもの、いわゆる政府の借金である国債や地方公共団体の借金である公債など、さまざまな規模のものがある。

これに対してローンも同じく借金のことである。ただし英語のローンとは貸した側からは貸付金のことを意味し、借りた側からは借金のことを意味する。一般にローンと呼ぶ場合、自動車ローンや住宅ローンのように目的がはっきりした借金をさすことが多いが、利息を払ってお金を返すという点では、借金もローンも同じである。住宅ローンは、住宅の新築や改築、また土地の購入のために土地と家屋を担保として資金を借りるローンである。住宅ローンが他の借金に比べ、金利が安いことと返済期間の多くが35年などと長い。