ジャガイモとメークインの違い

-　詳しい解説　-

ジャガイモとはナス科の植物の一つで、地下茎を食用にする。馬鈴薯（ばれいしょ）とも呼ぶ。ペルーのアンデス山脈地帯が原産で、16世紀にヨーロッパにもたらされ、現在ではドイツやオランダ、アイルランド、ロシアなどヨーロッパ北部では特に多く食べられる。加熱して食用にする他、デンプンの原料にもなっている。
また特にペルーやコロンビア、チリなどでは色、形、大きさともに様々な種類がある。
日本で食されるジャガイモはベージュ色をしたものが主である。カレーライスやシチュー、肉じゃが、ポテトチップス、フライドポテト、ポテトサラダなど家庭料理において欠かせない食材である。
日本で出回っているジャガイモには男爵、メークインが多い。

メークイン（May Queen）はジャガイモの一つで、元はイギリスで栽培されていた品種である。大正時代に日本に持ち込まれた。男爵よりもねっとりしていて煮崩れしにくいのが特徴でカレーなどの煮込み料理に適している。見た目は男爵よりも細長く、凹凸（おうとつ）が少ない。