社員と職員の違い
- 概要 -
社員とは一般に会社の従業員のことをさす。職員という言葉は労働者のうちでも会社組織以外の法人や団体、国や地方公共団体に勤める者、官公庁の職員、つまり公務員をさす場合が多い。
- 詳しい解説 -
単に社員という場合は、正社員を差す場合が多く、契約社員や派遣スタッフ、パート社員、またはアルバイト社員に対しては用いない。また民間の企業で働く人のことを会社員とも呼ぶ。
これらの用法は通俗的な意味であり、法的な社員の定義とは異なるものである。
法的な意味での社員とは、社団の構成員をさし、例えば株式会社の株主、一般社団法人や公益社団法人、持ち株会社の構成員などが社員と呼ばれる。
一方、職員とは、企業においては従業員や従業者と同義で用いられる。法人の場合、職員は法人と雇用関係にある場合をさし、委任関係にある役員は職員に含まれない。株式会社においては社員とも呼ばれる。銀行においては職員や社員ではなく行員と呼ぶ。
一般に、職員という言葉は労働者のうちでも会社組織以外の法人や団体、国や地方公共団体に勤める者、官公庁の職員、つまり公務員をさす場合が多い。学校職員、税関職員、消防職員などがある。
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