柴犬と雑種の違い

-　詳しい解説　-

柴犬と雑種は、全く異なるものである。

柴犬は、日本犬保存会により北海道犬、秋田犬、紀州犬、甲斐犬、四国犬そして柴犬と6つの犬種が指定されており、国の天然記念物にも指定されている。日本古来（縄文時代）から祖先とともに暮らしていた犬で、西洋種の犬と違い、人間の手によって改良されていない点や、柴犬の持つ性質が特徴である。一般的には飼い主に絶対忠誠であり、忠誠心が強く警戒心が強いので、他の人には懐きにくい。

雑種は、犬種が特定できない、種類の異なる犬同士を掛け合わせて生まれたものである。人間により人為的に生み出される場合もあれば、自然に生まれる場合もある。純血種とは異なり、それぞれの良い所を受け継ぐので、病気に強いなどの特性もある。現在ではミックスとも呼ばれるようになってきている。ただ、雑種の場合は、血統書が発行されない。