湿原と湿地の違い

湿原と湿地の違い

- 概要 -

湿原とは、かつては沼だった場所などに泥炭が堆積して自然に埋め立てられ、その上に草原が生えている場所のこと。湿地とは、排水不良の土地で常に水がたまっているか、あるいは洪水時に水がたまる土地のことをいう。

- 詳しい解説 -

湿原と湿地は、似て非なるものである。

湿原とは、かつては沼だった場所などに泥炭が堆積して自然に埋め立てられ、その上に草原が生えている場所のこと。泥炭地ともいう。植物などが一生を終えると泥炭となって堆積し、その上には低栄養でも生育する植物が生えていく。湿原はやがて枯渇して草原になり、進行後に応じて、低層湿原、中層湿原、高層湿原と呼ばれる。

湿地とは、排水不良の土地で常に水がたまっているか、あるいは洪水時に水がたまる土地のことをいう。湿地の形成は、かつて沼だったところに周囲から流入する堆積物などによって埋め立てられるか、干上がって水位が下がって形成される。

湿地は湿原の前身で、やがて湿地に植物が自生するようになると湿原へ以降する。湿地はかつて大陸氷河に覆われていた地域に見られることが多い。

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