しその葉と大葉の違い
- 概要 -
しそには葉の色が暗紫色の赤じそと緑色の青じそがあり、また青じそは大葉(おおば)ともよばれる。青じその芽と葉を区別するために、青じその葉を大葉として売り出すようになったと言われる。
- 詳しい解説 -
しそとはシソ科の一年草で、紫蘇とも書く。ヒマラヤやミャンマー、中国などが原産で、日本にも古くから中国より伝わり、現在は野生化している。しそは全体に香りが良く、料理に多く用いられる。しそには葉の色が暗紫色の赤じそと緑色の青じそがあり、共に料理などに用いられる。しその独特の香りはペリルアルデヒドといい、胃液の分泌を促進し、食欲を増進させ、食中毒の予防なのど効果がある。
赤じそは特に梅干しなどの色づけに使われる。また乾燥した赤じそはふりかけや七味唐辛子に使われる。また熟す前の実をつけた穂じそや花が開きかけた花穂じそも刺身のつまに用いられる。また葉を煎じて赤じそジュースなどにすることもある。
青じそは葉や花を香味野菜として刺身のつまや天ぷら、サラダ、和え物などにして食べる。また青じそは大葉(おおば)ともよばれる。青じその芽と葉を区別するために、青じその葉を大葉として売り出すようになったと言われる。
また大葉は、西日本の一部では青蘇(せいそ)とも呼ばれる。
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