ジーンズとチノパンの違い

-　詳しい解説　-

ジーンズとはデニム生地を使ったズボンをさし、時にジーパンとも呼ばれる。ジーンズは濃紺や青色のものが多く、厚手で丈夫な細綾織りの生地でできている。かつては作業着として着られることが多かったが、20世紀半ばからファッションとして世界中で履かれるようになった。普段着の定番の一つである。

ジーンズで有名なブランドにはリーバイスLevi’sやリーLeeなどがある。
また通常のジーンズに一部を切ったり、穴を開けたり、洗濯を繰り返して色落ちさせたり、継ぎ当てをしたりして加工する人もおり、これをダメージ加工という。特に漂白剤などを使って一部色落ちさせたものをケミカルウォッシュと呼び、80年代に流行した。

一方チノパンとはチノパンツの略で、チノクロスと呼ばれる厚手の綾織りのコットンで作られたズボンのことである。単にチノと呼ばれることもある。インドに駐屯していたイギリス軍のカーキ色の軍服が元になっている。現在はカーキ色の他、ベージュ、ネイビーブルー、茶、黒などのバリエーションがある。