酒とみりんの違い

酒とみりんの違い

- 概要 -

料理で使われる酒には、魚や肉の臭みを飛ばして柔らかくする作用に加え、こくやうまみを引き出す、香り付けの効果を期待して使われる。みりんは、身を引き締め、かつ柔らかくする効果があり、コクやうまみを引き出す効果がある。

- 詳しい解説 -

酒とみりんは、両方ともアルコールが含まれており嗜好として飲むことができ、また日本料理にも欠かせることができない調味料でもある。ここでは調味料として説明していくことにする。

酒は、日本料理では、日本酒(清酒)のことを指す。西洋料理ではワインになるが、赤か白か、材料によって使い分けられる。中華料理では紹興酒が使われる。料理で使われる酒には、魚や肉の臭みを飛ばして柔らかくする作用に加え、こくやうまみを引き出す、香り付けの効果を期待して使われる。アルコール分があるので、酒を入れたら必ず強火で2〜3分沸騰させながらアルコール分を飛ばす。

みりんは、「本みりん(アルコール分は清酒と同様)」「みりん風調味料(アルコール分は1%)」に分けられる。本みりんは、もち米・米麹・焼酎を原料として作られる。身を引き締め、かつ柔らかくする効果があり、コクやうまみを引き出す効果がある。みりんは甘みが感じられるが、これはもち米から出る甘みである。

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