先物取引とfxの違い

-　詳しい解説　-

先物取引とは、将来の相場や金利を現時点で確定し、その金額で売買することを約束する取引のことである。先物取引では、現時点では売買の価格や個数などの量だけを決めておいて、１ヶ月後や半年後といった将来の約束の時点で、時価に関わらず約束の価格で売買が行われる。
価格変動によって受ける損失を防ぐために行われ、原油や金（きん）、大豆などの商品のほか、日経平均株価などを元に価格を決め、原材料の他にも為替や債権の売買も行われている。これらをデリバティブ（金融派生商品）とも呼ぶ。

これに対してfxとは、FX取引ともいい、Foregin Exchange Margine Tradingの略で外国為替証拠金取引のことである。fxは外国為替取引の一つで、一定のお金を証拠金として預け入れることで、実際に持っているお金の数倍の取引ができる仕組みである。特に、この証拠金に対する倍数をレバレッジと呼ぶ。
小額の証拠金で大きな金額の取引を行えるが、その分手持ちのお金の何倍もの損失を出すこともあり非常にリスクが高い。