細菌と病原体の違い

細菌と病原体の違い

- 概要 -

細菌は、大きさが1μm前後のもので、人や動物の体内に侵入すると細胞分裂を繰り返して自己増殖し、体内の細胞に侵入するか、毒素を出して細胞を攻撃して傷つける性質を持つ。病原体は、人間や動物などの生体に寄生して宿主の体に病気をもたらすものの事をいい、ウイルス、真正細菌、菌類、原生生物などを指す。

- 詳しい解説 -

細菌と病原体は、生物にとって病気を引き起こす元となる存在である。

細菌は、ブドウ球菌、大腸球菌、サルモネラ菌、結核菌などが知られている。一方、これらの細菌とは異なり、体内には常在細菌といい、乳酸菌やビフィズス菌などは腸内になくてはならないものである。これらの常在細菌は、通常は体内で一定の保たれているバランスのもと体内にとって良い働きをしているが、何かしらの原因でバランスが崩れると、感染症を引き起こすこともある。

病原体は、人間や動物などの生体に寄生して宿主の体に病気をもたらすものの事をいい、ウイルス、真正細菌、菌類、原生生物などを指す。これらをまとめての総称ともいえる。

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