小麦粉とたこ焼き粉の違い
- 概要 -
小麦粉とは小麦をひいて作った粉のことである。たこ焼き粉は、たこ焼きを家庭で簡単に作れるように開発された粉で、小麦粉の他に調味料やベーキングパウダー、時に乾燥紅ショウガなどが混ざったものである。
- 詳しい解説 -
小麦粉とは小麦をひいて作った粉のことである。小麦粉の成分の70%から80%はデンプンで、少しだがタンパク質を含んでいる。このタンパク質のうちのグルテニンは水を吸収するとグルテンとなる。小麦粉はうどん粉やメリケン粉とも呼ばれる。メリケン粉と呼ばれるようになったのは、アメリカから来た小麦のアメリカンが(ア)メリケンと聞こえたためである。
日本ではグルテンの分量によって強力粉、中力粉、薄力粉、浮き粉に分類される。強力粉はパンを作るために使用され、中力粉はうどんによく使われる他、お好み焼きやたこ焼きにも使用される。薄力粉は主にケーキなどの製菓用に用いらたり、天ぷらに用いられる。生パスタにも薄力粉が使われる。浮き粉は小麦粉から麩(ふ)の原料になるグルテン分を取り除いた残りのデンプン分でできた粉である。明石焼や和菓子、飲茶のエビ餃子の透明な皮などを作るのに用いられる。
たこ焼き粉は、たこ焼きを家庭で簡単に作れるように開発された粉で、小麦粉の他に調味料やベーキングパウダー、時に乾燥紅ショウガなどが混ざったものである。たこ焼きミックスとも呼ばれる。
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