コテージとバンガローの違い

-　詳しい解説　-

コテージとは田舎に建てられた小さく小綺麗な建物、あるいは山小屋のことである。北米では週末に使用する田舎の別荘をコテージと呼び、特に都市に住む人の間で人気である。

一方バンガローとは主に宿泊施設として用いられる平屋建ての木造建築物のことである。元々は南アジアのベンガル地方で見られる家屋の様式を示していたが、日本ではキャンプ場などに見られる簡易の宿泊所の意味で用いられる。

主に日本のキャンプ場の宿泊施設でみかけるコテージやバンガローという言葉だが、実際の言葉の定義は各施設によって曖昧で、正確な規定はない。一般に、コテージという場合は独立した一棟の建物で、大きなものでは部屋が複数あり大人数が宿泊可能。トイレや風呂の設備にキッチンなど様々な設備を備えているものが多い。バンガローは設備がいっさい揃っていないただの小屋であり、部屋も一部屋しかない。トイレやシャワー、キッチンもない。またベッドなどもないので寝袋やマットが必要である。