国宝と世界遺産の違い

国宝と世界遺産の違い

- 概要 -

国宝とは日本の文化保護法において、国が指定した重要文化財の中でも、特に世界的な見地からも文化史的にも学術的にも価値が高いものとして国民の宝として文部科学大臣によって指定されたものをさす。これに対して世界遺産とは、1972年のユネスコ総会で採択された世界遺産保護条約に基づいて登録される人類共通の宝物のことである。

- 詳しい解説 -

国宝は建造物や絵画、彫刻、工芸品、書跡、典籍、古文書、考古資料、歴史資料などがある。国宝はその管理や修理のために国の補助を受けられる。また「人間国宝」などといって人に対して国宝という場合があるが、これは重要無形文化財に指定された伝統的な芸能や工芸技術を保持する人に体する通称であり、人間国宝が法的に指定されているわけではない。

これに対して世界遺産は主に遺跡や自然、景観や文化財といった普遍的価値をもつ不動産が主な対象となっている。国宝と異なり、美術品や工芸品などの文化財は対象とならない点が国宝と大きく異なっている。

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