校長と理事の違い

-　詳しい解説　-

校長とは、学校など教育機関の職員で、最も地位の高い役職やその職にある人のことである。教師の長でもあり、校長先生とも呼ばれる。小学校、中学校、高校、専門学校などの長について用いる。大学に関しては学長、幼稚園や保育園については園長といい、校長とはいわない。

これに対して理事とは、組織や団体の事務を取りまとめる役職のことである。株式会社における取締役に当たる。
私立の学校、すなわち学校法人の場合には理事が置かれている。この理事会の長が、理事長である。校長が理事長を兼任する場合も多いが、学校法人における理事長は基本的には学校の経営の責任者であり、校長は教育の責任者である。