強奪と強盗の違い

強奪と強盗の違い

- 概要 -

強奪とは暴力や脅迫によって強引に物を奪うことをさす。一方強盗は強奪の一種で、特に暴力や脅迫によって他人の財物、金品を奪う犯罪をさす。

- 詳しい解説 -

強奪するとは暴力や脅迫によって強引に物を奪うことをさす。「金を銀行から強奪する」などと使う。また特に乗り物などを乗っ取る場合はハイジャックという。
日本の法律では強奪には窃盗、恐喝、強盗が含まれる。
強奪は略奪、あるいは掠奪とほとんど同義であるが、強奪が一人から数人の行為をさすのに対し、略奪は集団での行為をさす場合が多い。
暴動が起きた場合、その混乱に紛れてしばしば強奪が行われる場合がある。また戦争や紛争においては、食料の調達や物資の調達や兵士への報酬として、あるいは敵に対する見せしめや経済的打撃を与える理由で強奪が行われる場合がある。

一方強盗は強奪の一種で、特に暴力や脅迫によって他人の財物、金品を奪う犯罪をさす。強盗罪に対しては5年以上の有機懲役が処される。また強盗致死傷罪(強盗傷人罪、強盗殺人罪)に対しては、人を負傷させた場合で無期懲役か6年以上の懲役、人を死亡させた場合で無期懲役か死刑が処される。

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