香水とコロンの違い

-　詳しい解説　-

香水とはもともとは宗教的な目的で使用されていたのが、近代以降、楽しみやファッションの一部として身につけられるようになった。香水の香りは、それをつける人の体臭や肌のpH（ペーハー）により変化する。また時間の経過によっても香りは変化し、特に、つけた後10分くらいの香りをトップノート、20分から30分たったときの香りをミドルノート、そのあとの消えてしまうまでの香りをラストノートと呼ぶ。

濃度によって名前が違い、濃いものからパルファンParfum、オードパルファンEaux de parfum、オードトワレEaux de toilette、オーデコロンEaux de cologneとなる。

コロンとはオーデコロンのことで、フランス語でケルンの水を意味する。これはドイツのケルンで最初に販売されたことによる。香りの持続時間は短いが、万能香水とも呼ばれ、様々な用途に使用される。海外ではベビー用のコロンも一般的である。