減免と免除の違い

減免と免除の違い

- 概要 -

減免は、負担を軽減または免除すること、と定義されている。免除は、義務を果たさなくてもよいもの、と定義されている。

- 詳しい解説 -

減免と免除は、何らかの制度を運営する上で必ずといっていいほど目にする言葉である。

たとえば、国民健康保険制度は、20歳を迎え成人と見なされると納付義務が発生する。ただ、学生で所得がない場合は支払いが困難であることから、学業を卒業するまで支払い免除する手続きを取ることができる。学業を卒業後、就職して一定収入を得るようになると、支払免除期間分も遡って納付するか、収入発生時から納付するか選択できる。

たとえば、有罪判決を受けた被告は刑務所に入り、課せられた刑を執行することになるが、改善の見込みがある場合観察期間が設けられ、刑罰が軽くなる場合がある。これを減免という。

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