化粧水とローションの違い

-　詳しい解説　-

化粧水とは洗顔後などに皮膚につける透明な液状の化粧品である。化粧水は肌に潤いを与え、肌荒れを防ぐために使用する。主に洗顔後、乳液や美容液の前に使用する。成分は主に水で、そこにグリセリンなどの保湿成分が少し、香料や防腐剤、乳化剤を加えたものが一般的で、最近ではヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドやビタミンなどが保湿成分として配合されているものが多い。またへちまから採れる液体のへちま水は天然の化粧水として知られている。

一方ローションとは化粧水や整髪料など液状の製品のことで、特にスキンローションが化粧水をさす。また英語でローションLotionという場合は、乳液なども含まれる。トナーやトニックと呼ばれる場合もある。例えば、アフターシェービングローションはひげそりの後に、カミソリ負けや肌荒れを防ぐために使われる。しばしば清涼感を出すためにメンソールが配合されている。またボディーローションというと、体全体に用いる化粧水のことで、水分を与えたり汗の臭いを抑えたりするために使用される。