軽油と灯油の違い

-　詳しい解説　-

軽油とは原油から蒸留して精製される石油製品の一つである。主にディーゼルエンジンの燃料として使用され、ディーゼル燃料とも呼ばれ、ガソリンスタンドなどでは単にディーゼルと表記されていることが多い。
軽油のほとんどは大型の自動車や鉄道や船舶用の燃料として使用される。

これに対して灯油は、原油から精製される石油製品の中で、ガソリンの次に高い沸点範囲で採取される。灯油の成分のほとんどがケロシンであることから、ケロシンとも呼ばれる。
灯油は、石油ストーブや石油ファンヒーターなどの家庭用暖房器具の燃料として主に用いられる他、農業用の発動機の燃料としても用いられる。
灯油はガソリンスタンドの他、ホームセンター、ディスカウントストアなどでも販売されている。