近代と近世の違い

近代と近世の違い

- 概要 -

近代とは歴史上の区分の一つで、古代、中世の後で現代の前に位置づけられる時代をさす。一方、近世とは中世の後で近代の前に位置する時代で、西洋史および東洋史で用いられる時代区分の一つである。

- 詳しい解説 -

近代とは歴史上の区分の一つで、古代、中世の後で現代の前に位置づけられる時代をさす。近代とは主権国家の成立やナポレオン戦争によってもたらされる国民国家の成立などで、現代社会のあり方の原型が形作られた時代であった。
1648年、三十年戦争の後に結ばれたウェストファリア条約は近代国際法の起源ともいわれ、これにより主権国家が誕生、1789年に勃発したフランス革命などの市民革命により市民社会が成立した。

一方、近世とは中世の後で近代の前に位置する時代で、西洋史および東洋史で用いられる時代区分の一つである。
世界史上では主に封建制社会の後、ルネサンス最盛期、宗教改革、大航海時代から市民社会や資本主義を主な特徴とする時代をさす。
日本史では、近世という区分は古くからあったが、これは古代、中世、近代という区分だけでは日本の歴史の流れをうまく表せないと考えられたからである。日本では近世は武士による統一支配の時代として位置づけられていて、主に江戸時代にあたる。日本で近代とは明治時代に当たる。

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