強力粉と片栗粉の違い

強力粉と片栗粉の違い

- 概要 -

強力粉とは、小麦粉の一種で、中でもタンパク質やグルテンの含有量が多く、粘り気の強いものをさす。強力粉にはタンパク質が12%以上含まれる。これに対して、片栗粉とは精製したデンプンの粉のことで、中華料理などでとろみをつけるために使用する。

- 詳しい解説 -

強力粉は、主にパンを作る際に用いられるほか、中華麺や学校給食にみられるソフト麺、マカロニなどの麺類にも用いられる。強力粉は焼くと硬くなるので、洋菓子を作るのには向かず、洋菓子などには主に軟質小麦からつくる薄力粉を用いる。

これに対して、片栗粉とは精製したデンプンの粉のことで、中華料理などでとろみをつけるために使用する。本来はカタクリの地下茎から作られるデンプンのことであったが、現在ではジャガイモのデンプンから作られるのがほとんどである。
中華餡(あん)かけなどを作るには、片栗粉を水に溶かして熱い料理に加えてとろみをつける。また唐揚げや竜田揚げの揚げ衣として片栗粉を用いる。和菓子の原料にも用いられる。また海外では片栗粉はポテトスターチとして販売されている。

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