気象協会と気象庁の違い

気象協会と気象庁の違い

- 概要 -

気象協会とは気象業務を行う一般財団法人である。一方、気象庁とは気象に関する業務をとりしきる国土交通省の外局である。

- 詳しい解説 -

気象協会はもともと運輸省(現在の国土交通省)管轄の財団法人として設立されたが、2009年の公益法人改革により一般財団法人になった。1993年の気象業務法改正までは、日本気象協会が独占的に、気象庁が発表する予報をテレビやラジオへ提供し、またその解説も行っていた。しかしこの改正により、気象予報士の制度ができ、気象協会や民間会社であるウェザーニュースなどが独自に天気予報を行うことができるようになった。
現在、気象協会は全国5カ所に拠点があり、本社は東京で、北海道支社、東北支局、中部支社、関西支社、九州支社がある。

一方、気象庁の役割は、気象予報の他に、雨や風、気象などの自然現象の観測し、その観測データを収集すること、また気候変動や地球の様々な変動の監視と観測、さらには地震と火山活動の監視などがあげられる。また宇宙開発における天気に関する業務も担っている。

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