寒天とゼラチンの違い

寒天とゼラチンの違い

- 概要 -

寒天は、天草(テングサ)やオゴノリなどの海藻から作られ、食物繊維を多く含む。90度以上で溶け、40〜50度で固まる性質を持つ。(一旦固めた後に溶かす場合は、70度以上で溶けるようになる。)ゼラチンは、牛や豚の骨皮に含まれるコラーゲン(たんぱく質のひとつ)から作られる。50〜60度以上で溶け、20度以下で固まる性質を持つ。(一旦固めた後は、25度以上で溶けるようになる。)

- 詳しい解説 -

寒天とゼラチンは、冷やし固めて食べるお菓子などに使用する、固める素となる成分のことである。

寒天は、弾力が無いのでなめらやかな舌触りである。ところてんや羊羹などの和菓子(冷菓子)は寒天を使う。

ゼラチンは、弾力・粘性があるので、やわらかくてプルンとした舌触りである。洋菓子に使われることが多い。

寒天はわずかな量でも水分を固める力が強いため、ゼラチンの代わりに寒天を使う場合は、ゼラチンが3に対して寒天を1の割合で使う。

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